2012年5月31日木曜日

3-3.携帯電話の契約

携帯電話について

オーストラリアでの連絡先を確保します。

日本にいるであろう親御さん、友人知人らと連絡もできるし、何より今後の生活に必要かつ、重要な連絡手段です。

ともかく携帯電話は、ワーキングホリデー・メーカーにとって必須アイテムだと思います。

日本人エージェントは、日系の携帯電話の加入を勧めますが、ワーホリも中盤にさしかかるとみなさんOptus、Telstraなどのプリペイド携帯電話に移行する人も多いです。

以上は、ちょっと前の話になっているかもしれません。
今はスマートフォンがオーストラリアでもメインになっているので、現在のワーキングホリデー・メーカーはiPhoneやAndroidをバリバリ使っているかもしれません。

本稿では、日系の携帯電話と在豪のプリペイド携帯電話のメリット・デメリットについて、私の経験的に基づいた観点で紹介したいと思います。しかしながら、この内容自体がもう古くて、今では通用しないかもしれないことを予め付記しておきます。
また、同様に在豪の非プリペイド携帯電話についても割愛します。なぜなら、携帯電話本体の購入代金が高いためです。一般に本体の代金は安くても、A200$~です。


日系の携帯電話

料金の支払い方法は、日本のシステムとまったく同じで毎月、決められた日に銀行口座かクレジット会社経由で支払うことになります。同じ電話会社同士だと、ある時間になると無料通話があったり便利です。
機種やグレードにもよりますが、日本語対応です。また、窓口対応も日本人です。
ただし、お金にあまり余裕の無いワーキングホリデー・メーカーには、この料金後支払いシステムでは、結構困る場合があるのです。

そうなんです。
使い終わってから支払うことによって、月によっては高い請求書を突きつけられる場合が結構あるからです。日本では通信料の心配はそこまでしなくても良かったのですが、限られたお金の中でやりくりしていくオーストラリアの生活では、電話は便利であるがゆえに、常にその費用は死活問題でもあります。

メリットとしては、
  • 手続きは日本語
  • クレジットカード払いができる
  • 表示は日本語対応(機種による)


デメリットとしては、

  • 後払いであるゆえ、利用料金が高くなる場合がある

以上が、日系の携帯電話のメリット・デメリットです。
次の項では、在豪のプリペイド携帯電話について紹介します。

また、以下にオーストラリアでも有名な日系携帯電話会社を列挙します。
参考にどうぞ。

NITTEL NAVItel


在豪のプリペイド携帯電話

お金に余裕が無い、携帯電話はめったに使わないなどの理由でプリペイド携帯電話にする方がいますので、それについて簡単に紹介します。

プリペイド携帯電話の優れている点は、明瞭会計の一言に尽きます。

つまり、自分で通話料のクーポンを自分の料金形態に合わせて購入して、それが尽きるまで使う、ということができるからです。

これを不便と見るか便利と見るかは、その人の状況次第なのですが、少なくともお金に余裕が無く、比較的時間に余裕があるワーキングホリデー・メーカーには、非常に便利な料金形態だと思います。

ただし、このプリペイド携帯電話は、在豪の携帯電話会社を使う、つまり全編英語です。
それでも、契約からチャージまで、自分で出来るようになるのは比較的難しくは無いです。

メリットとしては、
  • 事前に必要な通信料のみ購入できるため、お金をコントロールできる


デメリットとしては、
  • 手続きは英語
  • 表示は英語
  • プリペイド登録なども英語

以下に、有名なプリペイド携帯電話を扱っている会社を列記します。
参考にどうぞ。

Optus Telstra


日本の携帯電話

たまに日本の携帯電話を契約した状態で現地に持ち込む方もいますが、月々の料金が膨大な金額になります。在豪中にトータルでどのくらいの金額になるのかを、出国前によく検討して下さい。
もし、日本で今まで生活していたパターンで考えているのなら、お金は本当にあっという間になくなります。

お金に余裕がある方だとしても、日本の携帯電話を契約した状態での持ち込みは、あまりお勧めしません。できれば、一時的に契約をストップする、あるいはSIMカードの交換などで対応できないかを検討する必要があります。