2012年5月31日木曜日

3-1.住居の確保

到着当初(ホステル探し)

エージェントを通さずにフラっと来た場合には、まずはバックパッカーやユースホステル(以下、YHA)に泊まることになります。

出国前に宿の予約をしたい場合は、HPで予約可能です。
また、YHAに泊まることが前提の方は、出国前にYHA会員カードを作ることを勧めます。YHAカードの有用性は多岐に渡ります。詳細はYHAカードと国際学生証の取得を参照のこと。

バックパッカーやYHAはだいたい、どの地域にもありますが部屋のグレードや値段は様々です。
予約をする場合には、以下を参考にして下さい。
私の場合は、事前に宿の予約はしませんでしたが、代わりに現地の日本語版の地図を予め用意しておいたので、その地図を頼りに実際に行ってみて、その場で問い合わせる形をとりました。

いずれにしても、オーストラリア到着当初は、駅前などにあるバックパッカーやYHAを拠点に、携帯電話の確保、銀行口座の開設とルームシェア探しを流れになると思います。


シェア探し

ある程度ひと段落ついたら、本格的にルームシェアを探すことになります。
ルームシェアでの生活も、ワーキングホリデーならではの楽しみです。
あるいはホームステイというのもありますが、ここでは割愛します。

さて、どこに住むかは非常に重要です!

オーストラリアは、日本と違って安全な地域と、そうでない地域の差がハッキリしています。
したがって、これから自分が住もうとしている場所が、安全な地域なのかどうかを確認しておいてください。
そのような情報に関しては、後述する日本人エージェントなどから聞くと良いでしょう。

シェアを探す場合は、ほとんどの場合は、現地の情報掲示板か新聞から得ていきます。
下見に行く際は、女の子の場合は、一人で行くことは防犯上お勧めはしません。
できるだけ、二人で行くことを勧めます。

掲示板の中には、トラブルが多いオーナーが含まれていることは良く聞く話です。
エージェントなどから、そのようなNGなオーナーの家に住むことになっていないか、を確認しましょう。

たとえば、独身のオーストラリア人男性が日本人の女の子を囲うようにシェアさせて、風呂場で覗きをしちゃったりとか。あるいは、常習的に冷蔵庫の飲食物が勝手に手をつけられたりとか、などです。WWOOFでも女性に対するセクハラなどのトラブルがあるので、同様に気をつけてください。

また下見時に、何を知っていて、何を知らないのかを自分の中で把握し、オーナーに確認をしておいてください。トラブルを回避するのに有効です。

主に確認する項目を列記します。
  • 週当たりの家賃
  • 保証金となるボンド
  • 居住期間
  • 部屋の間取り
  • 同居人の人数、国籍、性別
  • 光熱費(家賃に含まれているのか)
  • インターネット環境(家賃に含まれているのか)
  • 最寄り駅から家までの距離
  • 共益費となる項目(トイレットペーパーなど)
  • 冷蔵庫の割り当てスペース
  • 水回り(キッチン、トイレとシャワー)
などなどです。

入居の時には、だいたいどこの家も保証金としてボンドを支払う必要になります。無いところもあります。
このボンドは、家のグレードにもよりますが、だいたい家賃の2週間~4週間ぐらいが相場です。

私の場合は、3件ほど内覧をしてから判断してました。
判断の仕方としては、最初の1件目をまず基準にして、2件目、3件目と見終わってから、良い・普通・悪い、と振り分けて、そこから最終的に決めていました。